コードのコメントは書くべきか?

コメントは書くべきか書かないべきか、開発者の間で意見が割れる。多すぎると邪魔になり、少なすぎると後で読めなくなる。問題はコメントの有無ではなく、何を書くかだ。

コメントが害になるとき

  • コードを読めばわかることを、そのまま日本語で繰り返している
  • コードが変わったのに、コメントだけ古いまま残り、嘘になっている
  • コメントで補うことで、わかりにくいコードがそのまま放置される

コメントが効くとき

  • なぜそうしたか、という意図や背景を残すとき
  • 一見不自然な処理の理由(回避策や制約)を説明するとき
  • 呼び出し側が知るべき前提や副作用を伝えるとき

実用的な結論

書くべきは「what」ではなく「why」だ。

  1. 何をしているかはコードで語らせる。名前と構造で読めるようにする。
  2. なぜそうしたかはコメントで残す。コードからは読み取れないから。
  3. コメントを書きたくなったら、まずコードを直せないか考える。直せるなら直す。

コメントは少ないほうがいいのではなく、嘘をつかないものだけが残ればいい。