出世はしたほうがいいのか?
出世はしたほうがいい、という前提は強い。給料が上がり、裁量が増える。一方で、現場で手を動かす時間は減り、責任と調整が増える。出世が常に得とは限らない。
出世で得られるもの
- 報酬と、意思決定の裁量
- 自分一人ではできない規模の仕事を動かせる
- 人を育て、組織を動かす経験
出世で手放すもの
- 自分の手で作る時間。専門性を深める余地が減る。
- 集中。会議と調整に時間が割かれる。
- 評価のされ方が変わる。成果が間接的になり、見えにくくなる。
実用的な結論
出世は昇格ではなく、職種替えに近い。何を手放せるかで判断する。
- 自分は「作る人」でいたいのか「動かす人」になりたいのかを先に決める。
- 管理職を一度試し、合わなければ専門職に戻れる道があるか確認する。
- 報酬だけが動機なら、専門性を上げる別ルートと比較してから決める。
上がること自体を目的にすると、手放したものの大きさに後で気づく。先に天秤に乗せておく。